RICOH TLS401
 「普及機」の多いリコーのカメラの中でも、上級向けを狙ったのがリコーフレックスです。

 このカメラの最大の特徴はなんと言ってもファインダ−が通常のアイレベルに加え、ダイヤルの切り替え一つでウエストレベルになること。この機能は多くの一眼レフカメラあれど、このリコーフレックスのみのです。

 左右が反転してしまい、見ずらいと思われがちなウエストファインダーもダハミラー技術により左右正像で見ることができます。

 また、露出方法もこの時代には珍しく切り替えによってスポット測光と平均測光の二種類を搭載していたすぐれものです。

 ファインダーは薄いブルーがかかったような感じですが、実用に問題は全くありません。

  

 時に奇抜な機能のカメラが欲しくなる僕にとってリコーフレックスが大分前から「憧れのカメラ」でした。M42マウントのカメラを使うなら絶対TLS401で! と決めて方々を探しましたが、絶対数が少ない上に、露出計が生きている個体はもっと少なく半年以上見つかりませんでした。

 銀座で偶然見つけ入手したTLS401は露出計も元気で、購入と同時に僕のプラクチカマウントデビューにもなりました。

 最近、通常の一眼レフでもアングルファインダーは不可欠になっているので、ウエストレベルが標準で装備されているTLS401は強い味方になってくれると思います。

 


発売年

1970
形式

機械式35oフォ−カルプレ−ンシャッタ−一眼レフカメラ
レンズ

プラクチカ型スクリュー(M42)
ファインダー

アイレベルペンタプリズム
露出計

マニュアル

全面平均測光・絞込による部分測光、測光範囲:EV3〜18

フィルム感度設定:ISO10〜800

シャッター

電子制御式縦走り金属板フォーカルプレンシャッター
シャッタースピード

B〜1/1000秒
セルフタイマー

あり
電源

H-D型 1個
サイズ

149×102×107
重量

1110g